2010FIFA ワールドカップ 〜 最新オッズ @0617

6月17日現在、各グループの第一試合が終了した時点での賭博市場のオッズ一覧です。6月3日版と同じく予選通過( To Qualify )、1位通過( Group Winner )と優勝のそれぞれオッズに、現在のグループリーグでの勝ち点を加えたものをまとめてあります。

新しいオッズは確率的に第1試合の結果を組み込むだけでなく、今大会における各国代表の戦う姿を披露した後ということもありチーム評価の修正分も織り込んでいきます。よってオッズの精度にもより磨きがかかっている、、、はずですが、やはり大祭典ワールドカップ、世界中が参加していることもあり普段の賭博市場とは異なる様相。昨年一年間収集した各国リーグ戦のデータに比べてオッズ(=価格)のボラティリティが高いような印象を受けてます。4年に1度しか取れないデータなので大会終了後の分析が非常に楽しみです。

グループA


南アフリカ

メキシコ

ウルグアイ

フランス
勝ち点1111
予選通過2.822.021.921.53
1位通過6.404.204.002.57
優勝196.00114.00124.0028.00
南アフリカとメヒコは開幕戦に相応しい好ゲームでした。一方、ウルグアイスコアレスドローに終わったフランスは早くもドメネク監督に対する批判があがっています。(第2試合開始前のオッズです。)

グループB


アルゼンチン

ナイジェリア

韓国

ギリシャ
勝ち点3030
予選通過1.032.401.7115.00
1位通過1.2340.005.90120.00
優勝6.80290.00158.00-
アルヘンはエインセの1点を守りきり、second favorite とされているナイジェリアから勝ち点3を得ました。予選突破はほぼ間違いないと考えられています。韓国は勝利もさることながら、その試合内容からチームの質そのものに対する評価が上がっています。ギリシャはその逆、もはや優勝オッズに値が付きません。

グループC


イングランド

アメリ

アルジェリア

スロベニア
勝ち点1103
予選通過1.101.5520.002.36
1位通過1.594.5066.006.60
優勝9.60106.00-565.00
スロベニアは現在グループ1位にも関わらず、依然英米が favorites です。ちなみにイングランドはブラジルについで過大評価されがちな国です。果たしてこのオッズは過大評価なのでしょうか?適正なのでしょうか?

グループD


ドイツ

オーストラリア

セルビア

ガーナ
勝ち点3003
予選通過1.039.605.001.30
1位通過1.29130.0037.005.00
優勝8.40825.00565.00102.00
ドイツは圧倒的な力を見せ付け勝利、グループ内でダントツの評価です。セルビアとガーナは初戦がお互いにとってグループリーグで最も重要な試合でしたが、果たして制したのはガーナとなりました。

グループE


オランダ

デンマーク

日本

カメルーン
勝ち点3030
予選通過1.052.552.055.60
1位通過1.1533.0010.5038.00
優勝10.50285.00505.00705.00
オランダがデンマーク戦に勝利し、更にカメルンの不甲斐なさを見て一抜けといった感じ。日本はカメルン戦を勝利したことにより second favorite へと躍進しました。しかしながら予選突破にはもう一押しが必要です。日本のノックアウトステージ進出を期待!

グループF


イタリア

パラグアイ

ニュージーランド

スロバキア
勝ち点1111
予選通過1.111.2413.003.50
1位通過1.703.2048.009.80
優勝17.00124.00-920.00
初戦は2試合とも1-1の引き分け。全チーム条件は変わりません。選手に銀行員がいると揶揄されるニュージーランドに負けたスロバキアの評価は下がっています。

グループG


ブラジル

北朝鮮

コートジボワール

ポルトガル
勝ち点3011
予選通過1.1513.501.931.71
1位通過1.48215.006.205.10
優勝6.60-48.0034.00
注目の死のグループです。強豪同士の対決、象牙海岸 v ポルトガルがドローに終わったため、まだ今後の展開が掴めません。ブラジルは勝利したものの、ポルトガル象牙海岸を残しているので安泰ではありません。また北朝鮮の奮闘振りは更なる混乱を予感させます。

グループH


スペイン

スイス

ホンジュラス

チリ
勝ち点0303
予選通過1.361.3817.001.56
1位通過3.302.38200.003.50
優勝6.60170.0-64.00
優勝候補筆頭のスペインがまさかの黒星スタートとなり、ホンジュラスを除く3チームの三つ巴となりました。キーとなる試合は第3試合のスペイン v チリでしょう。